- ステロイドの副作用が心配です。
- 医師の指示にしたがって使用していれば問題ありません。
ステロイド外用剤の副作用は、皮膚がうすくなり赤味をおびる、細菌・真菌・ウイルスに感染しやすくなる、などがありますが、副作用が生じても、早期に外用を中止し適切な処置をすれば、もとの皮膚にもどります。よくいわれる「ステロイドをぬったら皮膚が黒くなった。」というのは、炎症後色素沈着という、湿疹が治ったあとに生じる反応で、ステロイド外用剤の副作用ではありません。
ステロイド外用剤は強さによって5段階にわかれます。また、年齢、使用する部位によって薬の吸収率が異なります。医師は、患者さんの年齢、皮膚の状態、使用する部位を考え、適切な薬を処方しています。医師の指示にしたがっているかぎり、副作用の心配はほとんどありません。
- ぬり薬はどれくらいの量をぬればよいですか？
- 大人の人差し指の先から第一関節まで薬をだすと約0.5gで、この量で大人の手のひら2枚分の面積をぬることができます。
- レーザー治療はできますか？
- 申し訳ありませんが、当院にはレーザーの設備がありません。
